寝相が悪い、背中スイッチが発動しやすい赤ちゃんにはスリーパー(寝袋)を使うのがおすすめ!IKEAのものを愛用しています
息子は、おなかの中にいる時から足の力が強い子でした。
妊娠中には、内側から蹴られて動けないほどの痛みを感じたこともしばしば。
そんな息子は、生まれてからも布団を蹴り飛ばしてしまう子になりました。
かけてもかけても、5分とたたず布団は足元でぐしゃぐしゃ。
新生児のときからこんな様子なのですから、もうお手上げです。
そんな我が家で活躍してくれたのがスリーパーでした。
スリーパーとは
スリーパーとは、端的に言えば赤ちゃん用の寝袋です。
我が家ではIKEAの寝袋を使用しています。
売られているスリーパーの多くは赤ちゃんの体を前後で挟むだけのものが多いのですが、IKEAの寝袋は足元までしっかり袋状になっているのが気に入っています。
夏に使っているのはこちらの薄手のタイプ。
薄手の素材なのですが、18℃から22℃で使用するようにと書かれています。
意外と低い温度が指定されているのですが、大人2人が暑がりでどんどんエアコンの温度を下げてしまいがちな我が家にはぴったりでした。
そこまで温度下げないよ!という方は挟むタイプのスリーパーを使っても良いかもしれません。
冬に使っているのは綿が入った厚手のタイプです。
本当に、布団を着ているといった感じ。
適温は16℃から20℃です。
我が家は断熱が弱いため、暖房をしっかり入れていてもベビーベッドがある位置は冷えてしまいがち。
そのため、寒い時期にはこちらを使用しています。
朝、ファスナーをあけて中に手を入れるとその保温力の高さを実感できます。
IKEAのスリーパーはamazonや楽天でも購入できるのですが、IKEAの店舗に行って購入するよりも高いです。
お店では、厚さにかかわらず0~6ヶ月まで使えるサイズが1999円、6~18ヶ月まで使えるサイズが2499円です。
お店が近くにあるのならば直接行って購入した方が良いでしょう。
ただし、お店よりは高いとは言っても、他の寝袋で足元まですっぽり覆ってくれるタイプのものは4000円以上の値段のものがほとんどです。
その点では、ほかの商品と比較すればお得だと言えるでしょう。
スリーパーのメリット
使っていて感じた、スリーパーのメリットについてご紹介します。
寝冷えの心配がない
まずひとつめは、寝冷えの心配がないという点です。
赤ちゃんが布団を着ているのと同じような状態ですから、どんなに動いても布団から出てしまうということがありません。
寝相の悪い赤ちゃんにはもってこいですね。
窒息の心配が少なくなる
月齢が低い赤ちゃんの場合、何かの拍子に顔に布団がかかってしまうと、うまくはねのけられずに窒息してしまう危険性もあります。
けれどもスリーパーの場合には、赤ちゃんが動いても布団が顔にかかってしまう化膿性は非常に低いです。
安心して赤ちゃんを寝かせてあげることができますね。
SIDSの確率を下げる
突然赤ちゃんが亡くなってしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)ですが、これに関してもスリーパーを使用することでその確率を下げられるとされています。
そのため、欧米ではすでに布団を使わずにスリーパーを使用するのがスタンダードになっている国もあるようです。
ちなみに、窒息やSIDSが心配なお母さんには、赤ちゃんの呼吸を感知してくれる「エンジェルケア」もおすすめです。
背中スイッチの発動確率を下げる
抱っこで寝かしつけた赤ちゃんをベッドに置くときに泣かれてしまう、いわゆる背中スイッチ。
かなり時間をかけて寝かしつけたのに、またいちからやり直しかと思うとうんざりしますよね。
背中スイッチは、赤ちゃんを布団に置いたときにヒヤッとすることがひとつの要因となっているのではないかと考えられます。
スリーパーを着せていれば、背中が温かい布団に包まれたままなので背中スイッチの発動確率を下げることができます。
保育士さんは寝かしつけのときに敷布団ごと赤ちゃんを抱っこすることで背中スイッチの発動を予防するらしいのですが、それと同じような原理ですね。
丸ごと洗える
掛け布団の場合、丸ごと洗うのにはかなり労力が必要になりますよね。
スリーパーなら、洗濯機で丸洗いできるので衛生面でも安心です。
ただし、ちょっと乾きにくいのが難点。
特に、厚手のものの場合にはカラっと晴れた日でなければ乾燥機にかけたほうが安心かも。
それでも、布団を清潔に保っておくのはスリーパーの方が圧倒的に楽なのではないでしょうか。
まとめ
寝相の悪い我が子にとって、スリーパーはなくてはならないものです。
背中スイッチが発動しやすい赤ちゃんにもおすすめ。
手ごろな値段なので出産祝いにも良いのではないでしょうか。