妊娠・育児の備忘録

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妊娠・育児にまつわる自分メモ

めちゃうま!春色もちもち七草がゆのレシピ

実は今年、人生で初めて七草粥を食べました。

実家では、母があまり好きじゃないからという理由で作らず、結婚してからもなんとなく作っていませんでした。

 

しかし、今年は子供が生まれたこともあり、七草粥作りに挑戦したのです。

スーパーにおいてあったレシピを参考にしつつ、七草以外は家にあるものを利用しました。

 

で、食べてみたら美味しいのでびっくり。

見た目も春色で華やかでした。

忘れないうちに作り方をメモしておきます。

 

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材料(4人分)

ごはん(炊いたもの。冷蔵や冷凍したものでも可)...3〜4膳分

白だし...適量

水...適量

フリーズドライの七草...1袋

たまご...2個

切り餅...2個

 

水と白だしの適量についてはレシピ中で解説します。

 

フリーズドライの七草はこだま食品のものを使いました。

白だしはヤマキューのもの。

ちょうどいただきものがあったので。

 

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作り方

鍋にごはんを入れて、ひたひたになるくらいまでお水を入れます。

軽量カップなどを使って、入れた水の量をざっくりはかってください。

その水の量の1/10くらい白だしを入れ、好みのかたさになるまで加熱します。

 

加熱している間に餅を適度な大きさに刻みます。

細かく刻むほど、早く溶けやすくなります。

怪我をしないように要注意。

 

おかゆができたら、七草と溶いた卵、刻んだ餅を入れてよく混ぜ、火を消して数分蒸らします。餅が柔らかくなったら完成。

 

感想

しっかり味がついた七草粥で美味しかったです。

なんだか、今まで食べてなかったのが損した気分。

フリーズドライの七草を使うと、調理も手軽で良かったです。

 

時々お餅がびよんと伸びていい感じ。

ただし、かなりモチモチしているので小さい子やお年寄りに食べさせるのには向かないかも。

 

来年は子供も一緒に食べられそうなので餅の使用は控えますが、また七草粥は作ってみたいなと思います。

 

離乳食を食べない我が子に対する母の心得

6ヶ月ごろから離乳食に挑戦している息子。

しかし、これが全く食べないのです。

それは、8ヶ月になった今でも変わりません。

そんな息子に対しての母の心得をご紹介します。

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無理に食べさせることはしない

息子が離乳食を食べないからと言って、無理に食べさせることはしません。

今はまだミルクだけで十分に栄養がとれていますから、食べないからといってあまり心配することはないのではないでしょうか。

 

それよりも、食べさせることに必死になって食事の時間を苦痛な物にしてしまう方が問題です。

しかし、私も最初からそんな風に達観できていたわけではありません。

そんな風に思えるようになったのは、離乳食を食べなかったけれど元気に育っているという人の話を複数聞いたからです。

 

まずひとつめがこちらの記事です。

 

akasugu.fcart.jp

 

こちらのお子さんは9ヶ月でようやく離乳食を食べ始め、そこから一気に離乳食が進んだのだとか。

それを読んで思い出したのが、一緒に離乳食教室を受けたお母さん。

その方はお母さん自身が1歳まで離乳食を食べなかったので、自分の子が離乳食を食べるかどうか心配という話をされていました。

しかし、1歳まで離乳食を食べなかったというそのお母さんも、その後とくに何の問題もなく育ったということでした。

 

そうした例を見ると、離乳食ってあまり無理に食べさせなくても良いのかなと感じています。

そもそも、日本に離乳食の文化が取り入れられたのは戦後GHQが推奨したことによるものだとか。

それ以前の子は、自然に食べるようになるまでのんびり待っていたようです。

人間が生きるうえで、必ずしも必要なものでもないのかもしれませんね。

 

アレルギーについてはちょっとだけ気になる

離乳食を食べないことで少しだけ気になっているのはアレルギーに関する問題です。

イギリスの医学誌「ランセット」に掲載された論文によれば、生後6ヶ月から毎日少量のゆで卵を食べさせる実験をしたところ、卵を食べていたグループは食べていないグループに比べて卵アレルギーの発症率が8割も下がったのだとか。

 

私自身が食物アレルギーを持っていることもあり、これについてはちょっとだけ気になるところです。

とはいっても、野菜もまともに食べない子に無理やりたんぱく質を食べさせるわけにもいきません。

気になるけれど、仕方がないかなと思っています。

そんなわけで、離乳食を食べるようになったらきちんと食べさせてあげたいなという気持ちもあります。

 

食卓には一緒に座らせる

本人が離乳食を食べることはほとんどないのですが、それでも食事の時には食卓に一緒に座らせます。

私や夫が食べている姿を見せると、時折口をもぐもぐさせたり、食べている様子をじっと見ていたりすることがあります。

一方で、ほとんど興味を示さないときもあります。

 

ちなみに、食卓で使っているのはイングリッシーナファストのチェアです。

まだきちんとお座りできない我が子でも座れますし、携帯用の袋がついていて外食の際の持ち歩きにも便利です。

楽天のランキングでも、常に上位となっている商品です。

 

欲しがったら少し食べさせてみる

無理に食べさせることはしませんが、ほしがるそぶりを見せた時には少しだけ食べさせてみます。

そこでちゃんと食べるようなら食べさせますが、たいていは嫌そうな顔をして口をあけなくなってしまうのでそれで終了にします。

 

夕飯を作るときに、昆布だしで野菜を煮込んでそれを取り分けておけばすぐにすりつぶして食べさせることができます。

大人用は、そこに味噌を入れればお味噌汁になりますし、コンソメやウィンナーを入れればポトフのように食べることもできます。

 

人にはそれぞれの成長ペースがある

思えば、我が子は首がすわったのも生後5ヶ月になってからですし、生後8ヶ月になった今でもおすわりもずりばいもできません。

そんな我が子が、離乳食だけ人並に食べられるはずがないのです。

 

人にはそれぞれの成長ペースがあります。

大人になってもミルクや母乳を飲んでいる人というのは見かけませんよね。

健康に育っているのならば、いつかはきちんと食事ができるようになります。

健診などで特に問題を指摘されている場合には専門家のアドバイスに沿って行動することが必要ですが、そうでなければあまり細かいことを気にせずのんびりと構えているのがよいのではないでしょうか。

「お年玉を貯金しろ」と言われて納得できなかった理由について考えてみた

お正月の子供の楽しみといえばお年玉。

このお年玉をめぐって親子でもめ事になってしまうことは多いですよね。

一番多いのが、お年玉を全部手元に持っていたい子供と、貯金させたい親の意見のぶつかり合い。

親の側からすれば、貯金する習慣を身につけさせたいとか、一度に多くのお金を持たせたくないとか、貯金させたい理由はいろいろあるものです。

 

しかし、私自身は「貯金しろ」という親の言葉に納得できない子供でした。

「貯金」という名目の没収ではなく、きちんと自分名義の口座に入れ、それを確認させてもらっていたにも関わらずです。

その理由について考えてみます。

 

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何かのときって何のとき?

貯金する理由としてよく言われていたのが「何かの時のために貯金しておきなさい」というものでした。

しかし、何かの時って何のときなのでしょう。

 

大人になれば、病気をして働けなくなったり、思わぬ出費があったりといった「何かのとき」があるというのはわかります。

しかし、子供にとっての何かのときってなんでしょう?

それが思い浮かばなかったために、貯金をする意味が見いだせなかったのです。

 

今欲しいものより将来のほしいものを優先する理由は?

もうひとつよく言われていた理由が「何か高いものがほしくなったときに使うため」でした。

しかし、今私にはほしいものがあるのです。

それを我慢してまで、将来欲しくなるかもしれない、具体像の見えない「何か高いもの」のために貯金をするモチベーションは生まれませんでした。

欲しいものを伝えてもお金をおろしてくれない

それでは!ということで、ほしいものができたときに「お年玉で買いたいからお金おろして」とお願いしたこともあります。

はっきりは覚えていませんが、確か5000円くらいのおもちゃだったのではないかと思います。

 

すると親の返答は「貯金っていうのはそういうことのために使うものではない」でした。

欲しいものができたときのために使うって言ったのに?

じゃあ何のために貯金しなきゃいけなかったの?と思い、翌年以降お年玉を預けるのがさらに嫌になったのを覚えています。

 

どうすれば納得できたか考えてみた

それでは、どうすればお年玉を貯金することに納得できたのでしょうか。

あの頃に戻ったつもりで考えてみました。

具体例があればよかった

一番不満だったのが「何かの時のため」というあいまいな言葉でした。

「何かの時」ってどんなとき?というのを具体的に示してくれたらまた違っていたかもしれません。

例えば、友達と遊園地に誘われたらお年玉で行きなさいね、追加でお金はあげないよ、などと言われていればイメージしやすかったでしょう。

 

本当に欲しいものがあるときに使わせてもらえればよかった

欲しいものがあるからお金をおろしてほしいと言われたときに、お金をおろしてもらえる経験があればまた納得感も違ったのかもしれません。

親にとってはくだらないと思えるものでも、子供にとっては本当にほしいものなのです。

頭ごなしにダメだと言わず、せめて話し合いができればよかったのかもしれませんね。

 

ちなみに、私が預けていたお年玉は、高校入学時に当時本当に高価だったノートパソコンを購入するのに使いました。

それを考えると貯金していてよかったと思いますし、親も「何か高いもの」ならば買っていいという気持ちがあったのでしょう。

その「高価」の認識についても親と子でずれがあったのかもしれませんね。

 

まとめ

親の側は、今までの経験から貯金が大切だということをよく知っています。

しかし、それがわからないのが子供という生き物です。

子供に貯金をさせたいと思うのならば、その理由を子供が納得するまで話してあげる必要があるのかなと思っています。

我が子はまだまだ小さいので、いただいたお祝いなどはすべて貯金となっていますが、将来的にはこうしたバトルを繰り広げる日が来るのだろうと思っています。

 

ちなみに、私は今でも貯金が苦手ですが、同じように育てられたはずの弟は子供のころから何もしなくても自然と貯金ができるタイプの人間でした。

貯金の得意・不得意は、育てられ方とはあまり関係ないのかなぁとも感じます。

思えば、母も特に意識しなくても貯金ができるタイプの人だった気がします。

だからこそ、貯金の意義をうまく子供に伝えられなかったのかもしれませんね。

食洗器を導入したら寝かしつけの時間が短くなった!

先日、ついに我が家にも食洗器が導入されました。

元々洗い物はほとんどの場合旦那が担当してくれていたので、私個人はそれほど楽にならないだろうと思っていたのですが、なんと寝かしつけにかかる時間が短くなったんです。

一見関係なさそうなのになぜそんなことが起きるのか解説します。

 

 

 

子供と旦那が遊ぶ時間が増えた

食洗器を導入したことによって、旦那と子供が遊ぶ時間が増えました。

ふれあいの時間が長くなるというのは、それだけでも素敵なことですよね。

 

さらに旦那と子供が遊ぶ時間が増えたことによる副次的なメリットとして、子供がよく寝るようになりました。

旦那の遊び方はとっても派手です。

息子も、ゲタゲタと笑いながら楽しんでいます。

それだけ派手に遊ぶと、息子も疲れて就寝時間にコロンと寝てくれるようになりました。

時には、遊びながらコテンと寝てしまうほど。

これによって、私の担当だった寝かしつけの時間まで不要になったのです。

まさか、こんな効果があるとは思ってもいませんでした。

 

その他食洗器を導入してよかったと思うこと

哺乳瓶がぴかぴかになる

我が家ではプラスチックの哺乳瓶を使っているのですが、プラスチックはガラスに比べてどうしてもくすんでしまいやすいです。

なんとなく見た目の清潔感を損なうのですが、ちゃんと洗ってるから汚いわけじゃないし、仕方ないよね...と思っていました。

 

ところが、哺乳瓶を食洗器に入れて洗ってみると、そのくすみがピカピカになったんです。

やはり、くすんだ哺乳瓶を使うよりもピカピカの哺乳瓶を使う方が気分がいいですよね。

 

我が家では、1日1回、夕飯の食器を洗うのと一緒に哺乳瓶も食洗器にかけています。

人間の手では扱えないような高温のお湯で洗ってくれるというのも安心ポイントです。

 

離乳食用の調理器具が超きれい

離乳食用の調理器具って、すごく洗いにくいですよね。

裏ごしするのに使ったあみとか、すり鉢とか、ありとあらゆるところに食材がつまってしまいます。

それでも、赤ちゃんが使うものだしいちいちつまようじなんかを使ってかきだしていたのですが、面倒で仕方ない。

 

これも、食洗器にいれたらめちゃめちゃきれいになりました。

離乳食ってなんて面倒なんだ!と思っていたのですが、かなり気分が楽になりましたね。

我が子はあまり離乳食を食べないので、作っては捨て、洗い物は面倒というイライラを抱えていたこともあったのですが、食洗器を導入してから気楽に離乳食と向き合えるようになった気がします。

 

まとめ

我が家にとって食洗器は、洗い物が楽になる以上のメリットをもたらしてくれました。

食洗器の導入を迷っているなら、ぜひ早めの設置をおすすめしたいです。

特に育児中の人の場合には、大きなメリットが得られるのではないかと思います。

 

今では洗濯機や電子レンジ、炊飯器が家電のスタンダードとなっているように、いずれ食洗器もそうなっていくのでしょうね。

 

我が家が粉ミルクを買うのに西友のネットスーパーを利用する理由

完ミ育児を実践中の我が家。

ミルク育児は良い面もたくさんあるのですが、最大のデメリットがとにかく費用がかかるということ。

大缶を大体1週間に1缶使い切ってしまいます。

下手すると、大人1人分の食費と同じくらいかかってるかも...。

使用量が多いからこそ、買うときには楽をしたいし少しでも安く買いたい。

そんな我が家は西友のネット販売を利用しています。

 

定期便を使うのが面倒

ベビー用品はamazonファミリーの会員になって定期便で頼んでいるという人も多いかもしれませんね。

我が家でも最初はそうしていました。

しかし、amazonでは、一時期我が家で使っている「はいはい」の価格が高騰したことがありました。

今では値段は下がっていますが、またいつかそうした価格変動が起きるのではないかと思うとちょっと怖いです。

定期便で頼んでいると、価格変動があってもそのまま発送されてしまいますしね。

 

さらに、赤ちゃんは成長によってミルクを飲む量が変わります。

今までは飲む量が増えていく一方でしたが、これから離乳食が進んでくると今度は減ってくるはず。

そうした変動のあるものを定期便で管理するというのがちょっと面倒になったという理由もあります。

 

ちなみに、西友のネットスーパーに限りませんが、はいはいの2缶セットを購入するとおまけにおしりふきがついてきます。

缶ミの我が家では、これのおかげでほとんどおしりふきを買わずに済んでいるくらい。

めっちゃありがたいです。

 

和光堂 はいはい レーベンスミルクはいはい810g2個パック 【0か月から】

 

1980円以上で送料無料

ネットスーパーを利用するとなると送料が気になるところですよね。

西友のネットスーパーには「倉庫館」というシステムがあります。

専用の倉庫にある商品だけが並べられているショップなのですが、その「倉庫館」の商品のみの購入ならば1980円以上の購入で送料が無料となるのです。

普段購入しているはいはいの2缶セットは3196円ですから、これだけで送料無料で配達してくれるのです。ありがたい。

 

さらに、ネットスーパーで生鮮食料品を購入した場合には購入時に受け取り時間を指定したうえでその時間帯には必ず在宅していなければなりませんが、倉庫館の商品ならば宅配ボックスにも入れてくれますし、不在の場合には不在表が入ります。

ついでに日用品のストックを購入

ネットスーパーで粉ミルクを購入する場合には、ついでに日用品のストックも購入できるというのがうれしいです。

調味料や洗剤、米などの重いものや、ティッシュやトイレットペーパーといったかさばるものはミルクのついでにネットスーパーで購入しています。

西友の場合基本的に価格が安いので、価格調査をしないで購入してもほとんど失敗することがないという安心感もあります。

 

我が家の場合には2週間に1回程度ミルクを注文するので、その間にストックが不足したものをメモしておきます。

それを、ミルクと一緒に注文するだけ。

このシステムにしたことで、日用品の買い忘れや買いすぎが大幅に減りました。

買いに行こうと思ったのに息子が寝ちゃってどうしよう...なんて迷うこともなくなりましたね。

 

まとめ

以上、いろいろ書きましたが、結局我が家で西友を利用している理由は「いろいろ楽だから」という点に集約されます。

この記事がだれかの参考になれば幸いです。

粉ミルクやキューブミルクは水では溶けない?熱いお湯で作らなければいけない理由

赤ちゃんのミルクを作るときには一度熱湯を使って溶かした後に、沸騰させた後に冷ました湯冷ましを注いだり、流水を使ったりして人肌の温度まで冷まします。

粉ミルクの缶に書かれている作り方を見ると、70℃以上のお湯を使うように指示されています。

けど、これってちょっと面倒なのもまた事実。

最初からある程度低めの温度で作ったらすぐに適温になるのでは?と思うのです。

 

低い温度ではミルクは溶けにくい

ミルクを作るときに使うお湯の温度が低いと、そもそもミルクが非常に溶けにくくなります。

最後にはミルクが溶け残ってしまって洗うのに時間がかかります。

ミルクって何気に高価なものですから、しっかり飲ませられないというのはちょっともったいない気もします。

 

低い温度で作ったミルクでも、ひたすらしつこく振り続ければきれいにミルクを溶かしきることもできなくはありません。

しかし、それだけ振っている時間があるのならば、お湯を沸かして冷ましていても同様ですし、なんだかんだで熱いお湯を使った方がすっきり溶けきります。

ミルクに混ざった菌が赤ちゃんの健康を害することも

そして、重要なのがこちらの問題。

実は、粉ミルクには「サカザキ菌」や「サルモネラ菌」をはじめとした細菌が混ざってしまうことがあるのだとか。

これらの菌は乾燥した粉ミルクの中でも生きることができる厄介な菌です。

万が一感染してしまうと、サルモネラ菌の場合には発熱や下痢、サカザキ菌の場合には肺血症や髄膜炎といった重大な病気を引き起こす可能性があります。

 

これらの菌を殺すために、ミルクを溶かすときには70℃以上のお湯をつかうことが良いとされているのです。

ミルクを作る前に石鹸で手洗いをすることも、赤ちゃんがこれらの菌に感染することを予防するために役立ちます。

 

キューブミルクの場合には中に混ざりこんでいる可能性は限りなく低いのですが、手や哺乳瓶などに付着していたものが混ざってしまう可能性はあります。

 

飲み残しのミルクを飲ませてはいけないとされていたり、哺乳瓶を消毒したりするのもこうした菌に感染するのを予防するためだとされています。

赤ちゃんの体は小さいですから、大人ではなんでもない量の菌でも体調不良を引き起こしてしまうこともありますからね。

 

あまりに清潔にしすぎても体の弱い子になってしまうことがあるようですが、少なくとも重大な病気を引き起こす可能性があることについては気を付けておいてあげたほうが良いでしょう。

 

まとめ

ミルクを低温で溶かすと、溶かしにくい上に病気のリスクがあるということがわかりました。

結局、書いてある手順通りに作るのが一番安全で手間もかからないということになります。

ずぼらなことを考えずに、きちんとした手順でミルクをつくるのがよさそうですね。

 

手順をきちんと踏んだうえで、手早くミルクを作る方法は以下の記事で紹介しています。

 

ninshin-ikuzi.hatenablog.com

子供にスマホを与えることに罪悪感を感じる必要はあるのか

育児に関して、何かと悪者にされがちなスマホ

代表的なものとしてはこのあたりが有名でしょうか。

スマホに子守りをさせないで

子育て:自分の時間ほしい “スマ放置ママ”6割 - 毎日新聞

 

特に下の記事などは、「スマ放置」など悪意丸出しの見出しになっています。

このため、子供にスマホを与えることに罪悪感をおぼえる人も多くなってしまうのでしょう。

 

しかし、現在育児に携わっている人はスマホのありがたさが身に染みている人も多いでしょう。

この記事では、スマホと育児に関して考えてみます。

 

昔から新しいものは悪者扱いされがち

日本だけの傾向なのかどうかわかりませんが、昔から新しいものは悪者扱いされがちです。

 

我々世代が子供のころは「ゲーム脳」などと言われていましたし、赤ちゃんの頃には「紙おむつを使うと精神の発達が遅れる」などと言われていたりもしたようです。

「漫画を読むと馬鹿になる」なんていうのもありましたね。

 

テレビが普及し始めたころは「テレビを見ると馬鹿になる」とも言われていたようです。

さらに時代をさかのぼれば「小説を読むと馬鹿になる」なんて言われていた時代もあったのだとか。

 

こうした極端な例を見ると、新しいものは常に悪者にされてきたということがわかるでしょう。

スマホも、今は新しいからこそ標的にされているだけなのです。

 

スマホの悪影響は証明されていない

上記で紹介したスマホに子守りをさせないでというポスターのは、日本小児科学会が呼びかけているものです。

お医者さんがいうのだから、やはりスマホは悪いものなのだと考えてしまうのも無理はないことですよね。

 

しかし、上記のポスターに決定的に欠けているものがあります。

それが「根拠」です。

子供にスマホを見せることは良くないと書かれているだけで、それがなぜ良くないのかということがまったくわからないのです。

 

スマホを見せる代わりに絵本を読んだり外遊びをしましょうと推奨されていますが、外遊びでは全く違う刺激が与えられるのは分かりやすいとして、絵本を読み聞かせることとスマホを見せることにはどのような違いがあるのかという点が解説されていません。

これでは、ただスマホを悪者にしたかっただけと言われても仕方がないのではないでしょうか。

 

そもそも、スマホが本当に子供に悪影響を及ぼすかどうかということは証明されていません。

総務省の調査では、スマホの普及率を調べ始めたのが平成22年。

その時の普及率は10%未満でした。

 

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出展:総務省|平成27年版 情報通信白書|インターネットの普及状況

 

平成22年と言えばたった6年前。

スマホで子育てをされた世代はまだ大人になっていません。

何を根拠にスマホは子供に悪影響だと言われているのでしょうか。

理系の集団であるお医者さんだからこそ、むやみに罪悪感を与えるような方法ではなく、きちんとした根拠を示してほしかったなと思います。

 

もちろん、スマホをあたえられた世代が大人になっていないからこそ、スマホは子供にとって完全に無害だと言い切ることもできません。

影響が心配だから子供にはスマホを与えないという方針もあって良いのです。

しかし、その方針は親が決めることであって、他人が口を出すことではありません。

まして、お医者さんという権威のある立場から発言するのであれば、きちんとした根拠を示すべきなのではないかと思います。

根拠なき提言は、ただ罪悪感を与えるだけの材料にしかなりません。 

便利なものを取り入れるのは悪いことではない

なぜか日本では、楽をすることは悪いことだと思われています。

しかし、楽をすることは悪いことではありません。

スマホを与えることで、子供が騒いではいけないシーンで静かにしていてくれたり、保護者がお茶を飲んだりトイレに行ったりする時間が取れるのならば活用するのは悪いことではありません。

 

スマホを子供に与えるのは悪いことだけではありません。

メリットだってたくさんあるはずです。

そのメリットが考慮されず、デメリットだけをことさら強調されるのであれば、育児なんて何もできなくなってしまうでしょう。

例えば、外遊びでは車にひかれてしまうリスクがありますよね。

外遊びをした分だけ机に向かう時間が減ることになりますから、学力が下がってしまうかもしれません。

みんなそうしたメリットとデメリットのバランスを考えながら取捨選択をしているのです。

 

そもそも「ママ」だけが罪悪感を感じなければいけない理由は?

上記で紹介した子育て:自分の時間ほしい “スマ放置ママ”6割 - 毎日新聞に関しては、ママだけが調査対象となっていることにも疑問があります。

赤ちゃんは、大人が2人いなければ生まれることはありません。

なぜ、育児はママが担うものという前提になっているのでしょうか。

 

また、家庭内の分担として育児はママが担うと決まっていたとして、ママが自分の時間が欲しいと思うのはいけないことなのでしょうか。

思うに「自分の時間が欲しい」という言葉のとらえ方も、育児をしているか否かによってイメージが変わるのではないでしょうか。

育児中の人がいう「自分の時間が欲しい」は思いっきり趣味に没頭したいとか、そういうことではありません。

おなかが痛いときくらいは気兼ねなくトイレにこもりたいとか、食事くらいは食べておきたいとか、言い換えれば「人間らしい生活がしたい」ということです。

 

多くのパパは、仕事中でもトイレに行けるでしょうし、昼休みにはゆっくり食事をとることもできるでしょう。

家庭で育児をしているママは、「時間がないからカップラーメンでも」とお昼寝の時間を見計らってお湯を入れたとたんに泣かれ、ずるずるに伸びたラーメンを食べるなんてことは日常茶飯事なのです。

子供の相手をしていたら手が離せず、トイレにも行けず食事もできずという日だってそんなに珍しいわけではありません。

平日の日中だけならともかく、パパが忘年会で遅くなるなんて言われた日にはその疲労感たるや...。

 

スマホを使ってトイレや食事の時間を確保するのも「自分の時間がほしい」という非難めいた言葉で表現されてはたまったものではないというのが本音です。

 

スマホ「だけ」に子守りをさせるのは考えもの

ここまでスマホ育児について擁護するような記事を書いてきましたが、スマホ「だけ」に子守をさせるのは考え物です。

朝から晩まで、スマホをあたえて声掛けもせず、人との交流も外出も全くなしというのではまずいですよね。

 

しかし、これはスマホだけに限ったことではありません。

おもちゃだろうが絵本だろうが、与えっぱなしでそのままひたすら放置というのでは良くないのは当然です。

 

しかし、そんな育児をしている人はまずいないのではないでしょうか。

食事やお風呂、睡眠などの時間を確保したうえで、その他の時間のうちの一部でスマホを利用するくらいならば、それほど長い時間にはならないのではないでしょうか。

 

大人が思うほど子供はスマホに夢中にならない

スマホを使う時間があまり長くならないのにはもうひとつ理由があります。

子供は、大人が思うほどスマホに夢中になりません。

気が付いたら途中で眠ってしまっていることもありますし、ほかのおもちゃに興味が移っていることもあります。

 

子供にとって、スマホとはちょっと面白いおもちゃの1種でしかありません。

ある程度の年齢になると依存症のようになってしまうこともあるのかもしれませんが、スマホがなければおとなしくしていられないような年齢の子ならば、そのような心配はあまりないのではないでしょうか。

 

まとめ

あまりにも極端な使い方をするのでなければ、スマホを子供に与えることに罪悪感を感じる必要はないのではないでしょうか。

罪悪感を感じながら、自分のやっていることが悪いことだと感じながらの育児の方が子供にとってずっと悪影響を与えてしまうのではないかと思うのです。

子供はスマホから得られるものもきっとあるはず。

そう信じて、必要な時にはスマホを与えることも問題ないとしたほうが、気分もすっきりするはずです。

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